個人で独自ドメインを取得する場合の、費用比較や、おすすめの方法を紹介します。
ドメインとは?
ドメインの役割は、「人が分かりやすい言葉で、サーバーの場所を教える」ことです。
本来サーバーへつなげるためには、IPアドレスという3ケタの数字が4つ羅列された情報が必要です。ランダムな桁数が多い数字は、非常に覚えずらい。その問題を解消するために、ドメインが存在します。
ドメインの役割についての詳細は、次のページで解説しています。
もっと簡単に考えると、「世界で一つだけのインターネット上の住所」を独自ドメインと呼んでもいいでしょう。
ドメイン名の決め方
ドメインは、自由に選べるセカンドレベルドメインと、選択するトップレベルドメインがあります。「server-99.com」の場合は、server-99がセカンドレベルドメイン、.comがトップレベルドメインです。
人に覚えてもらいやすいセカンドレベルドメインを考えて、適切なトップレベルドメインを選びましょう。
難しく考えず、次のようなドメインを取得しておけば間違いはないでしょう。
- わかりやすい英語文字列の.jpドメイン(例:server-99.jp)
- わかりやすい英語文字列の.comドメイン(例:server-99.com)
ドメイン名の決め方についての詳細は、次のページで解説しています。
世界で一つの自分だけのドメイン。しっかりと納得のいくドメイン名にしたいですよね。
ドメイン取得方法のポイント
ドメイン名が決まったら、ドメイン取得をする必要があります。ドメインを取得するためのポイントを押さえておきましょう。
ドメインを取得するポイントは次の3つです。
- 【料金】更新料はいくらか
- 【個人情報】whois情報公開代行があるか
- 【検索エンジン】オールドドメインではないか
ドメイン取得のポイントについての詳細は、次のページで解説しています。
取得する事業者を比較する
ポイントを押さえたら、いよいよ取得をします。
ドメイン取得は、有名どころであればどこでもいいと思います。取得事業者選びに時間をかけるのであれば、早く取得してサイト制作の時間にあててしまうほうが有意義です。
参考までに、ハマジンが利用しているのは、お名前.comです。
具体的に下の記事で比較してみたところ、最安かつそこそこ使いやすそうだと思ったのは、スタードメインです。
以降では、お名前.comを例に具体的取得方法や設定方法を説明していきます。ほかの事業者を利用する場合も、基本的な概念は一緒だと思うので、参考にしてみてください。
ドメインを取得する
ドメインは、ウェブ上で取得が可能です。
基本的な流れはどの取得事業者も共通しています。まず、取得事業者へ会員登録をします。取得したいドメイン名を検索し、取得可能であれば購入する流れになります。
次の記事では、お名前.comを例にドメイン取得方法を解説しています。
ドメイン取得後は、DNSレコードを設定する
ドメインの取得が完了したら、DNSレコードを設定します。
DNSレコードは、ドメインとIPアドレスを関連付ける重要な設定作業です。この設定をして初めて、インターネット上の住所として利用開始することができます。
server-99.comというドメインを取得して、ウェブサイト用のドメインとして利用したい場合は、最低でも「Aレコード」を一つ登録する必要がある。と覚えておきましょう。
DNSレコードの種類を知っておく
「Aレコード」は、ドメインとIPアドレスを関連づけるためのレコードです。それ以外にも、ドメインとFQDNを関連付ける「CNAMEレコード」や」メールの届け先を示す「MXレコード」、テキスト情報を提供する「TXTレコード」などがあります。
DNSレコードの種類についての詳細は、次のページで解説しています。
注意点 ドメインの有効期限が切れてしまうと...
ドメインには有効期限があります。
基本は1年単位で更新です。更新を忘れてしまうと、ドメインが利用できなくなり、最悪ほかの人に利用されてしまう可能性があります。必ず更新をしておきましょう。
ドメインの有効期限切れについての詳細は、次のページで解説しています。
まとめ
いかがでしたか?
個人で独自ドメインを取得する場合の、費用比較や、おすすめの方法をまとめてみました。
お気に入りのドメインが取得できる手助けができればうれしいです。