xserver(以下、エックスサーバー)のプランは、スタンダード、プレミアム、ビジネスの3種類あります。この記事では、自分に合うプランの選び方を解説していきます。
結論としては、月額990円で利用可能なエントリープランのスタンダードを選んでおけば間違いないでしょう。
とはいえ、なぜ「スタンダード」がおすすめなのか?というのも気になる人もいると思いますので、以降ではその理由を説明していこうと思います。
おすすめのプランを36カ月契約し、キャンペーンと紹介割引を適用した場合の月額費用
・エックスサーバー:217円/月
・ConoHa WING:660円/月
申し込みまたは詳細の確認はこちらから。
エックスサーバー公式サイト / ConoHa WING公式サイト
※上記URLから申し込みをすることで、
キャンペーンに加えて、エックスサーバーの紹介割引特典を受けることが可能です
エックスサーバーの特徴
エックスサーバーは、WordPressで構築したWEBサイトが超高速表示されるのが大きな特徴です。WEBサイトの高速化は、WordPressのパフォーマンス向上に最適化された、KUSANAGIを利用することで実現しています。
エックスサーバーを利用しているのは、ブログ初心者はもちろん、アフィリエイトサイトなどブログで収益をあげている個人、企業のコーポレートサイトなどでも多く使われているのが特徴です。つまり、速度だけではなく、安定性も優れたサービス運営がされているといえます。
エックスサーバーのプランは3つ
以降の記事では、スタンダードがお勧めな理由についてご説明していきます。

プラン選択に迷ったらスタンダードを選択!
旧:X10 → 新:スタンダード
旧:X20 → 新:プレミアム
旧:X30 → 新:ビジネス
エックスサーバーではプランが3つ用意されており、スタンダード、プレミアム、ビジネスの順にプランが上がっていきます。
3つのプランには機能的な違いはありません。最上位のビジネスでできることは、下位プランのスタンダードでもできてしまいます。「機能的な違いはなく、上限値が違う」のがエックスサーバーのプランの特徴です。
上限値が違うということで、エントリープランのスタンダードの上限値は低いのでは?と考える人もいると思いますが、全然そんなことはありません。サイトを数十個単位で運営しようと考えていなければ上限値に達することはまずありません。

エックスサーバーのプランの違いは上限値の違い
エックスサーバーの料金とプランの違い
各プランの料金とサービス内容の違いを比較表にまとめてみました。
機能 | 説明 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|---|
月額費用 | 毎月かかる費用 | 990円 | 1,980円 | 3,960円 |
初期費用 | 最初にかかる費用ゼロ | 0円 | 0円 | 0円 |
ディスク容量 | 利用可能なディスクの容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
ドメイン | 永久無料特典 | △ | ○ | ◎ |
料金
初期費用はうれしい0円!プランによって月額費用が異なります。契約期間によって割引が適用され、最長の36カ月契約をすると、月額990円で最小プランの利用が可能になります。プランの違いで何が異なるのかは、以降を確認してください。
ディスク容量
ディスクの容量が100GB単位で異なります。ディスクはWEBとメールで利用します。
スタンダードでも200GBあります。写真集のような大量の画像があるサイトを運営するのでなければ、200GBは十分すぎる容量です。ウェブサイトに掲載する画像のサイズは大きくても300KB程度です。7000枚近くの画像をアップしてようやく200GBを超えるレベルですので、あえてディスク容量を気にする必要はないでしょう。
独自ドメイン永久無料特典
xserverを契約すると、独自ドメインを永久無料利用できます。プランによって取得可能なドメインが異なります。
プラン | 取得可能なドメイン |
---|---|
スタンダード | .com/.net |
プレミアム | .com/.net/.jp |
ビジネス | .com/.net/.jp/.co.jp/.ne.jp |
jpドメインは年間3,000円以上するので、嬉しい特典ですね。企業で利用する場合はco.jpドメインが利用できるビジネスプランがおススメです。
エックスサーバーでは、頻繁にキャンペーンを開催しているので、X-Serverの公式サイトを是非チェックしてみてください。この間チェックしたときは、990円のスタンダードプランが693円となっていましたよ!
全プラン共通の基本的な機能
基本機能
機能 | スタンダード / プレミアム / ビジネス 全プラン共通 |
---|---|
URLアドレス | 独自ドメイン |
マルチドメイン | 無制限 |
サブドメイン | 無制限 |
RAID構成 | RAID10 |
バックアップ | ○ |
簡単サーバー移動機能 | ○ |
独自ドメインに対応しています。エックスサーバーを使うことで、自分で取得したドメインを使ってウェブサイトの構築が可能です。
独自ドメインが複数ある場合のマルチドメインや、サブドメインを使いたい場合も対応が可能です。
快適な表示速度を維持するための機能も備わっています。RAID構成はRAID10を採用しており、ディスク入出力の高速化を実現しています。複数のユーザーが同時に利用するレンタルサーバーのボトルネックはディスク入出力になりやすいものです。RAID10であれば、ボトルネック解消に一役買ってくれます。
故障対策についても万全です。RAID10の構成のため、ディスクが故障しても問題なく稼働し続けることができるようになっています。バックアップも標準で世代管理されています。復元は別途費用がかかりますが、誤って重要なファイルを削除してしまったときでも、復元できる手段があるのは注目に値します。
RAID10とは、ハードディスクの構成方法の1種です。RAID1のミラーリングの冗長性と、RAID0のストライピングの高速性能を掛け合わせることで、高速化と冗長性を高めることができます。

RAID10の概要
RAID10の構成を組むためには、上の図にあるように、ハードディスクが最低4本必要となります。しかも、実際の記憶容量として利用できるのは、半分の2本分です。1TBのハードディスクを4本使って、2TB分の記憶容量しか確保できません。残り半分のハードディスクは、冗長性のために利用するリッチな構成といえます。
レンタルサーバーの問題として、一人のヘビーユーザーの影響が全ユーザーへ及ぶ可能性があることがあげられます。それを回避できる、簡単サーバー移動機能というものも備わっています。負荷が高いお客様を簡単に別のサーバーへ移動できるようになっているため、貰い事故の可能性を減らすことが可能です。
ウェブ機能
機能 | スタンダード / プレミアム / ビジネス 全プラン共通 |
---|---|
転送量課金 | なし |
オリジナルCGI | ○ |
SSI | ○ |
PHP | ○ |
Webページアクセス制限 | ○ |
MIMEタイプの設定 | ○ |
共有SSL | ○ |
独自SSL | オプション |
アクセス解析 | ○ |
FTPアカウント | 無制限 |
自動インストール | ○ |
FastCGI | ○ |
APC/OPcache | ○ |
SSH | ○ |
WordPressを使うためには、PHPやFTPアカウント、自動インストールなどが必要になります。WordPressを利用するために必要な機能がすべてそろっています。
あると便利な、共有SSLや独自SSL、アクセス解析、SSHなどにも対応しています。
FastCGIやAPC/OPcacheにも対応しているので、表示速度の向上を期待することができます。
メール機能
機能 | スタンダード / プレミアム / ビジネス 全プラン共通 |
---|---|
メールアカウント | 無制限 |
メールボックス容量設定 | ○ |
メール転送 | ○ |
メール自動返信 | ○ |
Webメール | ○ |
携帯Webメール | ○ |
アンチウィルス | ○ |
スパムフィルター | ○ |
SMTP-AUTH | ○ |
POP before SMTP | ○ |
IMAP | ○ |
サイト運営をしていると欲しくなるのがメール機能です。せっかく取得した独自ドメイン。info@server-99.comのような形でメールを送受信しちゃいましょう。
メール転送機能を使えば、普段使いのメールアドレスに転送することで、見逃しを防ぐことができます。
ウェブメールやIMAPにも対応しているので、メールが多すぎてPCのディスク容量を圧迫することもありません。
認証についても、SMTP AUTHやPOP before SMTPに対応しているので、不正利用を防ぐことが可能です。
アンチウィルスやアンチスパムの機能もついているため、安全に使うことが可能です。
まとめ。迷っている場合は「スタンダード」がおすすめ
エックスサーバーのプランの選び方について解説しました。
エックスサーバーのプランの選び方に迷っている人は、「スタンダード」を選んでおけば間違いなさそうです。
1日たった30円ちょっとで、快適に利用可能なエックスサーバー「スタンダード」を借りることが可能です。一度検討してみてはいかがでしょうか。