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【ドメイン取得、その前に】押さえておきたい3つのポイント

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ドメイン取得後の「しまった」をなくすために、ドメイン取得のポイントを紹介します。

管理人のハマジンが初めてドメインを取ったのは10年前です。「果てしなく広いインターネットの世界にマイホームを建てることができる!」とワクワクしていたのを今でも思いだすことができます。

ドメイン取得は驚くほど簡単です。業界最大手のお名前.comであれば会員登録をして、ECサイトと同じように数クリックするだけで取得が完了してしまいます。

取得は簡単なドメインですが、取得のために知っておくべきポイントがいくつかあります。ポイントを押さえておかないと、料金、個人情報、検索エンジンの評価などで不都合が出てしまうかもしれません。

独自ドメインなんてとらなければよかった...なんてことにならないように、押さえておきたいポイントを3つ紹介します。

【料金】更新料はいくらか

「取得費用と更新費用の金額は違う」ということを覚えておきましょう。

ドメイン取得費用と更新費用は異なる

ドメイン取得費用と更新費用は異なる

ドメインは1年契約が基本です。一度取得したドメインは、1年毎に継続をする必要があります。契約に合わせて費用もかかります。初年度は取得費用が必要になり、次年度以降は更新費用が必要になるのです。

お名前.comなどでは、キャンペーンを頻繁に実施しています。キャンペーンの内容は、「ドメイン30円~」や「.com/.netが480円~」など様々です。このキャンペーン費用は、取得費用であることがほとんどです。
下の図のように、180円で取得したドメインを更新しようとすると、3980円も費用がかかった...なんてことが内容に注意しましょう。

ドメイン取得費用と更新費用の比較

ドメイン取得費用と更新費用の比較

ドメイン取得のときは、取得費用だけではなく、必ず次年度以降の更新費用も確認するようにしましょう。主なドメインの更新費用は次の通りです。

ドメイン 更新費用
.com 1280円
.net 1280円
.jp 2840円
.tokyo 920円
.xyz 1480円

【個人情報】whois情報公開代行があるか

主に個人利用の場合になると思いますが、whois情報公開代行は必ずしておきましょう。

whois情報公開代行

whois情報公開代行

ドメインを取得すると、whois情報を公開する必要があります。whois情報とは、ドメインの所有者を検索するための仕組みです。whois情報を検索すると、そのドメインの所有者の名前や住所、電話番号を調べることができます。

逆に言えば、ドメインを取得すると個人情報を強制的に公開する必要があるのです。個人情報を公開するのに抵抗がある人は多いはずです。周りの人には知られずにドメインを取得したい場合もあります。

そんなときに便利なのが、whois情報公開代行です。whois情報公開代行では、公開する情報を会社が代行してくれます。お名前.comであれば、運営会社のGMOの情報を公開することができます。ドメイン取得時に申し込むと無料で利用できるので、忘れずに登録しましょう。

もし忘れてしまっても後付けすることができます。その場合は、1000円以上の料金がかかるので注意しましょう。(ドメインによって費用が変わります)

whois情報公開代行は忘れずに

whois情報公開代行は忘れずに

【検索エンジン】オールドドメインではないか

取得前にオールドドメインの確認を必ず行いましょう。はじめてドメインを取得する場合は、オールドドメインよりも新規ドメインを取得するようにするといいでしょう。

オールドドメイン(中古ドメイン)というものがあります。言葉の通り、以前誰かが所有していたドメインのことを指します。

中古ドメインは、過去に利用されていたドメインである可能性が高いです。過去に利用されていたということは、検索エンジンから何かしらの評価をされていた可能性があります。もしあなたが中古ドメインを取得して利用する場合は、過去に検索エンジンが評価した内容を受け継ぐことになります。

よい評価を受けていた場合は、インデックスされるのが速く上位表示されやすいので、サイトにアクセスが集まりやすくなります。反対に悪い評価を受けている場合は、上位表示が難しいだけでなく、インデックスすらされない可能性もあります。

オールドドメインは過去の評価を引き継ぐ

オールドドメインは過去の評価を引き継ぐ

良い評価を受けていたドメインは人気も高く、オールドドメインを専門に高値で売買する市場もあるほどです。良質なオールドドメインは人気なため、たまたま手に入るようなものは悪い評価を受けている可能性のほうが高いと考えましょう。

厄介なことにオールドドメインは未使用の新規ドメインと同時に販売されています。あなたが新規ドメインと思って取得したドメインが、実はオールドドメインだった、ということが起こり得るのです。

ドメイン取得の前に、オールドドメインかどうかを確認しておきましょう。

オールドドメインの確認方法

オールドドメインは、WAY BACK MACHINEというサイトを利用します。WAY BACK MACHINEは、過去に運営していたサイトがアーカイブされています。もし、アーカイブされているようであれば、オールドドメインということになります。

使い方は、次のURLへアクセスします。

  • http://web.archive.org/web/*/{ドメイン名}

{ドメイン名}は確認したいドメイン名を入れてください。wwwありとなしの両方を確認しておいたほうがいいと思います。

ためしに、yahoo.co.jp(http://web.archive.org/web/*/yahoo.co.jp)を確認してみましょう。下の図のようなグラフが見れる画面へ遷移した場合は、過去に利用されていたドメインといえます。日付を選択すると、過去のサイトを閲覧することができます。

WAY BACK MACHINE

WAY BACK MACHINE

もし、下のようにグラフが見れない場合は、過去にアーカイブされていないということです。その場合は、新規ドメインであると考えてよいでしょう。

WAYBACKMACHINE ヒットなしの場合

WAYBACKMACHINE ヒットなしの場合

まとめ

ドメイン取得前に抑えておきたいポイントをまとめてみました。せっかく取得するドメインで失敗したくないですよね。料金、個人情報、検索エンジンの評価で失敗しないために覚えておきましょう。

ドメイン取得のさいの参考になれればうれしいです。

現在利用しているドメイン管理サービス

ハマジンがドメイン取得で利用しているのは、お名前.comです。 理由は、ドメイン業界最大手であり、コンパネもそこそこ使いやすいからです。初めてドメイン取得したときに利用して、大きな不満もなく無難なので利用を継続しています。 何かあったときにアドバイスもできるかもしれませんので、是非利用してみてください。

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