レンタルサーバ

ブログに適したサーバの選び方

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独自ドメインブログを始めるためには、WEBサーバーが必要です。必要スキルとコストの面から、レンタルサーバーをおすすめします。

独自ドメインブログを動かすためには、WEBサーバーが必要になります。すべて自分で手配することも可能ですが、通常はサーバーサービスを利用することになります。

代表的なサービスは、レンタルサーバーです。それ以外にも、ホスティング、VPS、クラウドなど聞いたことがあるのではないでしょうか?

それぞれの違いについて簡単にまとめたものが下の図になります。

No インフラ 制約 必要スキル コスト
1 レンタルサーバー 多い 低い 低額
2 マネージドホスティング それなり 低い かなり高額
3 マネージドクラウド 少ない 低い それなりに高額
4 VPS それなり 高度 低額
5 専用ホスティング それなり 高度 それなりに高額
6 クラウド 少ない 高度 工夫次第

以降で、これらのサービスをどのように使い分けていけばいいかを説明します。

自分のサーバースキルを把握しよう

サーバーサービスを選ぶときは、まず自分のサーバースキルを把握しましょう。サーバースキルを把握すると、6つのサービスから3つに絞り込むことができます。

サーバースキルを持っているかどうかの目安としては、Linuxサーバー上にApacheやMySQLなどのミドルウェアをインストールできるかどうかとするといいでしょう。

?マークが浮かんだ人は、サーバースキルがない場合で考えてください。

  1. サーバースキルがない場合:1~3の中から選択
  2. サーバースキルがある場合:4~6の中から選択

サーバースキルがない人の選択肢

サーバースキルがない人が、どのようにサーバーサービスを選んだらよいのか簡単に説明します。

レンタルサーバー

まず、利用を検討してほしいのがレンタルサーバーです。

レンタルサーバーでは、サーバーに関する面倒なことはすべてサービス提供者が対応してくれます。利用するあなたは、マニュアルを見ながら、コントロールパネルをポチポチするだけで利用が可能です。しかも、費用は毎月1,000円前後のところが多くコストパフォーマンスも抜群です。

アクセスが毎月数万PVと少ないうちは、レンタルサーバーで十分事足ります。

よく知られているのは、エックスサーバーです。ブロガーやアフィリエイターなど非常に多くの個人に利用されています。ブログ運営に必要な機能はすべてそろっており、毎月1,000円程度で利用できるためコストパフォーマンスも抜群です。

マネージドホスティング

マネージドホスティングとは、専用ホスティングサービスにマネージド、つまり構築代行や運用代行サービスが付加されたサービスです。

コントロールパネルはないことが多いですが、サーバー構築や設定変更などはサービス提供者が対応してくれるため、基本的なSCPやFTPなどの操作ができれば利用することが可能です。

1台のサーバーを占有するかたちで利用することができるため、制約事項がほとんどありません。しかしながら、CPUやメモリなどスペックの変更が難しいため、今ではあまり利用することはないかもしれません。

マネージドクラウド

レンタルサーバーではアクセスに耐えられなくなった場合に検討したいのが、マネージドクラウドです。

マネージドクラウドとは、クラウドサービスにマネージドがついたサービスです。マネージドとは、構築代行や運用代行サービスと先ほど説明しました。クラウドの場合、クラウドの上手な使い方などのサービスも内包されています。

クラウドは、ホスティングのデメリットだったCPUやメモリのスペック変更が容易に行えるのが大きな特徴です。アクセスが多い時期はスペックをあげて(またはサーバーを増やして)、少ない時期はスペックを下げるようなことが可能です。

つまり、うまく使うことで、余計なコストを抑えつつサービス停止しにくいインフラを作ることが可能といえます。

代表的なものでいえば、「KAGOYA マネージド クラウド for WEB」などがあげられます。

サーバースキルがある人の選択肢

反対にサーバースキルがある人が、どのようにサーバーサービスを選んだらよいのか簡単に説明します。サーバースキルがある場合は、インフラの特徴とコストから選ぶことになります。

VPS

まず、検討すべきはVPSです。

ハマジンが利用しているのは、ServersMan@VPSです。業界最安値の500円から始めることができ、root権限がついているので、Apacheやnginxなど好きなWEBサーバーのインストールが可能です。
5年以上利用していますが、大きなトラブルもなく快適に利用できています。

専用ホスティング

専用ホスティングという選択肢もありますが、マネージドホスティングのときと同様に、スペック変更が難しいのが難点です。そのため、不必要に高いスペックで費用も高くなりがちなので、使う機会はあまりないかもしれません。

クラウド

VPSで対応が難しくなってきたらクラウドの利用を検討するといいと思います。

クラウドはスペックの変更が容易で、台数を増やすことも簡単にできます。クラウドを使いこなすことができればかなりの負荷に耐えることができるサーバーを作ることができます。

しかしながら、転送量が従量課金になっていることが多いため、外部から攻撃を受けてしまった場合など、非常に高額な請求が発生する可能性があります。そのようなリスクをコントロールできる知識がないと使いこなすのは難しいかもしれません。

代表的なのはAWSでしょうか。ドル建てのクレジットカード払いが原則なので、為替の影響を受けることが注意事項になります。

まとめ

レンタルサーバー、マネージドホスティング、マネージドクラウド、VPS、専用サーバー、クラウドの違いを説明してきました。

まず、あなたのサーバースキルを把握することで利用するサービスが絞れらます。その次はアクセス数の多さなどでサービスを決めるといいでしょう。

新しく始める場合は、
サーバースキルがない人はエックスサーバーをはじめとするレンタルサーバーの利用を、
スキルがある人は、ワンコインで利用可能なServersMan@VPSを検討してみてください。

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