こんにちは!
サーバ技術者のハマジンです。
このサイトは、
「自身でブログやサイトを運営している人が、なんらかのトラブルに見舞われたときに、落ち着いて対応できるようになって欲しい!」
との思いで作成しています。
なぜこう思うようになったのか。
実は私、今でこそサーバ技術者ですが、10年前まではソフトウェア技術者を5年ほどしていました。プログラマーやSEといったほうが分かりやすいかもしれません。
サーバ、ドメイン・・・何それ?
なんだ、ずっとエンジニアじゃないか、と思うかもしれません。が、ソフトウェア技術者とサーバ技術者では求められるスキルが全く違いました。
ソフトウェア技術者は、PHPやjavaなど開発言語を扱うことが求められます。
一方サーバ技術者は、サーバやOS、ミドルウェア、ドメインなどの知識やスキルが求められました。正直???の連続です。
ソフトウェア技術者からすると、言語を動かす環境、つまりサーバやミドルウェアはセットアップされていて、用意されているものです。それを自分で用意する、ということが、なんとハードルが高いことか。
当時は、ドメイン?Linux?MySQL?なにそれ、おいしいの?という状況でした。
独自ドメインを取ってブログ運営をすることで、色々とわかるように
「このままではいけない」と思い、独自ドメインを取得し、VPSを借りてブログ運営をはじめました。
はじめて触ったブログ作成ツール(CMS)はMovableType(MT)でした。MTはperlとMySQLで動いており、記事を追加すると毎回htmlを出力させる作業をする必要がありました。表示速度が速い反面、記事が増えてくると公開までの作業時間がやたらと伸びていたのを覚えています。
MTの次に触ったのがWordPressです。いまではすっかりとメジャーになりましたが、当時はまだそれほどメジャーではなかった気がします。
大きな違いは、記事を追加してもhtmlが出力されない点です。WordPressでは、ユーザーのアクセスのたびに記事を動的に出力しています。そのため、デザインの変更などが簡易にでき、管理のしやすさに感動したものです。
そんな実践、仕事を通じてサーバに関する知識を増やしていきました。
ウェブデザイナーやディレクターもサーバのことは全然わかっていない
私の仕事上、クラウドやホスティングサービスの提案などをするのですが、たくさんのウェブデザイナーさんやディレクターさんにお会いします。
しかしながら、ウェブデザイナーさんやディレクターさんは、十中八九サーバに関する知識がほとんどありません。まるで、サーバ技術者になった当時の私と同じような状況です。
しかも、仕事上仕方なく自分たちでレンタルサーバを借り、ドメインを取得しお客様へ提供している経験があり、なんらかの失敗談を持っています。そのいずれも、「正しい知識を持っていれば防げたのに」という内容です。
最低限の知識は覚えておいて、何かあったときに落ち着いて対処してほしい
おそらく、個人でブログやサイトを運営しているあなたも、似たような状況なのかなと思います。
よくわからないけど、なんとなく動いている。何かあったらそのとき考えよう。それでもいいと思います。
しかし、せっかく縁あってレンタルサーバーを借りている、または借りようとして、このサイトを見てくれいているあなたには、サーバに関する最低限の知識は覚えておいて欲しいと思います。
少なくとも、正しい知識がある場所だけでも覚えておいてもらえれば、「何かあった」そのときに、落ち着いて適切な対処ができるはずです。