500 Internal Server Errorは、サーバー内部でなんらかのエラーが発生しているときに出るメッセージです。
たまたま閲覧しているサイトで500エラーが発生した場合、あなたにできることはほとんどありません。何度かリロードしてみて治らなければあきらめましょう。

500 Internal Server Error
もし、あなたが管理しているサイトで発生した場合は、エラー原因を調べて対処する必要があります。このエラーが出る可能性がある原因をざっと並べておきます。
- htaccess の記載ミス
- プログラムの文法ミス
- サーバー負荷

500 Internal Server Errorの原因
.htaccessの記載ミス
.htaccessの記載ミスがあると500エラーは発生します。
.htaccessはドキュメントルート直下におかれることが多いファイルです。リダイレクトやベーシック認証、アクセス制御などを記載することができます。
原因調査
.htaccessが置かれたディレクトリ配下へアクセスすると、必ず.htaccessの処理が実行されます。
そのため、存在しないファイルへアクセスした場合、本来であれば404 NotFoundがでるはずですが、.htaccessが原因の場合は500エラーが発生します。
ブラウザから存在しないURLへアクセスして、404ではなく500エラーが出た場合は.htaccessを疑います
解決法
事前に取得しておいたバックアップへ差し戻します。差し戻し後は落ち着いて.htaccessの記載内容をチェックしましょう。
.htaccessを編集するときは、必ずバックアップを取得しておきましょう。バックアップを取得することで、記載ミスがあった場合に迅速に対応が可能です。
シェルログインできる場合は、下記コマンドでバックアップをすることが可能です。
コピーコマンド
プログラムの文法ミス
.htaccessと似ていますが、プログラムの文法ミスがあった場合もエラーが発生します。
原因調査
直前にプログラム修正している場合は、修正ミスを疑いましょう。
特定のページのみで発生している事象かを確認しましょう。また、該当ページで使われているプログラムがいつ修正されたかを確認します。
解決法
.htaccessと同じく、修正前のバックアップファイルに差し戻しを行います。差し戻し後に落ち着いてプログラムの修正を行ってください。
サーバー負荷
プログラム的は正常に動作する状態になっていても、サーバー負荷によって実行時にエラーが発生する場合もあります。
原因調査
サイトにアクセスしてみて、該当ページ以外でも同様の事象が発生しているかを確認します。
サーバーへログインできる場合は、TOPコマンドやvmstatなどで、ロードアベレージやCPU使用率の状況をみるとよいでしょう。
解決法
サーバー負荷が治まるのをまちましょう。
apacheなどのWEBサーバーの再起動で治る場合もあるので再起動をするのもよいでしょう。
サーバーのスペックアップができる場合は、スペックアップも選択肢の一つになります。