ConoHa WINGのプランは、ベーシック、スタンダード、プレミアムの3種類。この記事では、自分に合うプランの選び方を解説します。結論は、月額1,320円で利用可能なエントリープランのベーシックを選んでおけば間違いないでしょう。
ConoHa WINGでは様々なキャンペーンを実施しています。
現在のキャンペーン内容は下記の公式サイトを確認ください。
https://www.conoha.jp/wing/
ConoHa WINGは、最新の高性能サーバー・超高速SSD・高速化技術を組み合わせた速さと安定性を両立させたレンタルサーバーです。申し込みと同時にWordPressを立ち上げることが可能です。
以降の記事では、ベーシックがお勧めな理由についてご説明していきます。
ConoHA WINGはプランが3つ用意されており、ベーシック、スタンダード、プレミアムの順にプランが上がっていきます。
3つのプランには機能的な違いはありません。最上位のビジネスでできることは、下位プランのスタンダードでもできてしまいます。「機能的な違いはなく、上限値が違う」のがConoHa WINGのプランの特徴です。
上限値が違うということで、エントリープランのベーシックの上限値は低いのでは?と考える人もいると思いますが、全然そんなことはありません。サイトを数十個単位で運営しようと考えていなければ上限値に達することはまずありません。
料金
ConoHa WINGサーバーでは、「通常」と「WINGパック」の2種類が用意されています。
「WINGパック」は3か月以上の長期契約をすることで、料金の大幅割引と無料のドメインを取得することが可能です。通常価格では少し割高なConoHa WINGですが、36カ月契約にすることで50%近くの割引が適用され、コストパフォーマンスよく利用することができます。契約を検討する場合は長期契約を念頭に置いておきましょう。
比較項目 | WINGパック | 通常プラン |
---|---|---|
契約期間 | 3か月~36カ月 | なし |
初期費用 | 無料 | 無料 |
月額料金割引 | 割引あり | なし |
独自ドメイン | 2個無料 | 1個無料 |
3つのプランの違い
3つのプランの違いは次のようになっています。
機能 | 説明 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 最初にかかる費用ゼロ | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 毎月かかる費用 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
ディスク容量 | 利用可能なSSDの容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
メモリ | 利用可能なメモリの容量 | 8GB | 12GB | 16GB |
vCPU | 利用可能なvCPUの数 | 6コア | 8コア | 10コア |
ドメイン | 設定可能なドメイン数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ドメイン | 設定可能なドメイン数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
転送量目安 | 月間の転送量の目安 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース | 利用可能なデータベースの数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ドメイン | 設定可能なドメイン数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ドメイン | 設定可能なドメイン数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
料金
初期費用はうれしいゼロ円!プランによって月額費用が異なります。契約期間によって割引が適用され、最長の36カ月契約をすると、月額687円で最小プランの利用が可能になります。
契約期間 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
通常 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
3か月契約 | 1,210円 | 2,530円 | 5,060円 |
6か月契約 | 1,100円 | 2,365円 | 4,730円 |
12か月契約 | 891円 | 2,145円 | 4,290円 |
24か月契約 | 842円 | 2,035円 | 4,070円 |
36か月契約 | 687円 | 1,925円 | 3,850円 |
プランの違いで何が異なるのかは、以降を確認してください。また、リザーブドというプランもありますが、数十万PVあるような大規模なサイトでない限り考慮不要です。
ディスク容量
ディスクの容量が100GB単位で異なります。ディスクはWEBとメールで利用します。
ベーシックでも300GBあります。写真集のような大量の画像があるサイトを運営するのでなければ、300GBは十分すぎる容量です。ウェブサイトに掲載する画像のサイズは大きくても300KB程度です。9000枚近くの画像をアップしてようやく300GBを超えるレベルですので、あえてディスク容量を気にする必要はないでしょう。
独自ドメイン永久無料特典
ConoHa WINGを契約すると、独自ドメインを永久無料利用できます。通常は1つ、WINGパックにすることによって2つ取得が可能です。
個人ブログを作るうえでは一つドメインがあれば十分です。慣れてきたら、特定テーマのサイトやアフィリエイトサイトを運営したくなるものです。その時用に2つの無料枠があるのは嬉しい部分です。
全プラン共通の基本的な機能
基本機能
機能 | ベーシック / スタンダード / プレミアム 全プラン共通 |
---|---|
RAID構成 | RAID10 |
OS | CloudLinux |
WEBサーバー | Apache+Nginx |
サイト数 | 無制限 |
ドメイン | 無制限 |
データベース | MySQL |
データベース数 | 無制限 |
ウィルスチェック | F-Secure |
迷惑メールフィルタ | F-Secure |
コントロールパネル | 独自開発 |
プラン変更 | 全てのプランへ変更可能 |
自動バックアップ | 標準搭載。1日1回。過去14日分を復旧用データとして保存。 |
リストア | 復旧用データからWEBサイト、メール、データベースの復元が可能 |
無料独自SSL | Let'sEncryptのSSL証明書を利用可能 |
オプション独自SSL | グローバルサイン社の提供する独自SSLを2,200円/月から利用可能。 |
独自ドメイン
独自ドメインに対応しています。ConoHa WINGを使うことで、自分で取得したドメインを使ってウェブサイトの構築が可能です。
独自ドメインが複数ある場合のマルチドメインや、サブドメインを使いたい場合も対応が可能です。
快適な表示速度を維持するための機能も備わっています。RAID構成はRAID10を採用しており、ディスク入出力の高速化を実現しています。複数のユーザーが同時に利用するレンタルサーバーのボトルネックはディスク入出力になりやすいものです。RAID10であれば、ボトルネック解消に一役買ってくれます。
バックアップ
バックアップとして、1日1回14世代の履歴を保存しています。これは、14日前までさかのぼってデータの復元ができるということです。14日間もあるので、異変に気付いたときにはすでに保存期間が過ぎていた、、、というような事態を大幅に減らすことが出来ると思います。
RAID10
故障対策についても万全です。RAID10の構成のため、ディスクが故障しても問題なく稼働し続けることができるようになっています。バックアップも標準で世代管理されています。復元は別途費用がかかりますが、誤って重要なファイルを削除してしまったときでも、復元できる手段があるのは注目に値します。
RAID10とは、ハードディスクの構成方法の1種です。RAID1のミラーリングの冗長性と、RAID0のストライピングの高速性能を掛け合わせることで、高速化と冗長性を高めることができます。
RAID10の構成を組むためには、上の図にあるように、ハードディスクが最低4本必要となります。しかも、実際の記憶容量として利用できるのは、半分の2本分です。1TBのハードディスクを4本使って、2TB分の記憶容量しか確保できません。残り半分のハードディスクは、冗長性のために利用するリッチな構成といえます。
レンタルサーバーの問題として、一人のヘビーユーザーの影響が全ユーザーへ及ぶ可能性があることがあげられます。それを回避できる、簡単サーバー移動機能というものも備わっています。負荷が高いお客様を簡単に別のサーバーへ移動できるようになっているため、貰い事故の可能性を減らすことが可能です。
WEB系機能
WordPressを使うためには、PHPやFTPアカウント、自動インストールなどが必要になります。WordPressを利用するために必要な機能がすべてそろっています。
あると便利な、共有SSLや独自SSL、アクセス解析、SSHなどにも対応しています。
FastCGIやAPC/OPcacheにも対応しているので、表示速度の向上を期待することができます。
メール系機能
サイト運営をしていると欲しくなるのがメール機能です。せっかく取得した独自ドメイン。info@server-99.comのような形でメールを送受信しちゃいましょう。
メール転送機能を使えば、普段使いのメールアドレスに転送することで、見逃しを防ぐことができます。
ウェブメールやIMAPにも対応しているので、メールが多すぎてPCのディスク容量を圧迫することもありません。
認証についても、SMTP AUTHやPOP before SMTPに対応しているので、不正利用を防ぐことが可能です。
アンチウィルスやアンチスパムの機能もついているため、安全に使うことが可能です。
まとめ
ConoHa WINGのプランの選び方について解説しました。
ConoHa WINGのプランの選び方に迷っている人は、「ベーシック」を選んでおけば間違いなさそうです。
1日たった22円ちょっとで、快適に利用可能なConoHa WING「ベーシック」を借りることが可能です。一度検討してみてはいかがでしょうか。
ConoHa WINGでは様々なキャンペーンを実施しています。
現在のキャンペーン内容は下記の公式サイトを確認ください。
https://www.conoha.jp/wing/